おニューなハサミを投入(するかもしれない)

皆さんこんにちは!


名古屋市車道の「アートと絵本が楽しめる美容室」


re:creation hair & happy( リクリエイション ヘア アンド ハッピー)


の気づけば2週間以上ぶりにブログを書いているユウイチロウです!




ちょっと前から奥さん(みきてぃ)がブログを書いてくれてましてね(*´ω`*)





奥様A「ねぇ、あそこのご主人結局ブログ続かないから奥さんにブログ担当変わったらしいわよ」

奥様B「まぁ〜、、やっぱりねぇ、、、」





なーんて巷で噂になっているのか、なっていないのかは知りませんがw




(予言されているw)





一応、


みきてぃ→サッと読める文章短めのブログ担当

ユウイチロウ→読み応えのある文章長めのブログ担当



という感じにしましてね(゚ω゚)




まぁ、言い訳ですw

僕も頑張って書きます٩( 'ω' )و




前置きが長くなりました( ´_ゝ`)更にまだまだ前置きが続くかもしれませんが

「読み応えのある文章長めのブログ担当」

なのでご容赦ください_(:3 」∠)_






さて。





先日ネコポスで荷物が一つ届きました。





タイトルのままですがそう、ハサミです(゚ω゚)




僕は残念ながら南斗水鳥拳は習得できなかったので、ハサミがないと髪を切れないんです_:(´ཀ`」 ∠):




勿論、いま手元にハサミはありますし、それでお客様の髪を切り続けているわけなのですが、実はずっと前から気になっていたハサミがあったんです。




それが、はさみ工房さんのアルティメットブレイドというハサミ(゚ω゚)





セニング、一般的にいう「スキバサミ」タイプのハサミです。




セニングには様々なタイプがあるので一括りに説明するのはなかなか難しいのですが、超ざっくり説明すると、

ハサミの片方が櫛のような形状になっていて、

更にその櫛の先端には小さな溝があり、

その溝の中に入った髪だけが切れるハサミ

という感じでしょうか。(違うパターンのセニングもいっぱいありますが割愛します)




(´-`).。oO(解るかしら)


で、髪の毛ってめっっっちゃくちゃ細い(約0.07mm)ので、普通のセニングは櫛の溝にたくさんの髪が入って、しっかり髪の量が減るわけです。



しかしこのアルティメットブレイドは、

「1つの櫛の溝で1本の髪しか切れない」

という、超絶技巧の職人技が光るセニングなのであります∑(゚Д゚)




セニングには髪を減らせる量だけで考えても数%の物から80%以上の物まで色々あって、それ以外でも様々な種類があって、用途も様々なので、

1櫛で1本しか切れない=良い
1櫛で沢山切れちゃう=ダメ

ってことでは勿論ないのですが(´ー`)

要は使いようですね( ´_ゝ`)


1櫛で1本しか切れないことでどんなメリットがあるかと言いますと、少し前のご新規のお客様のお写真になりますがちょっとこちらをご覧ください。





こちらのお客様、なかなかに毛量多めのお客様なのですが、毛先だけやたらとスカスカになってると思いませんか?



中を引き出してみると、




こんな感じで、根元〜中間と、中間〜毛先の毛量が明らかに違います(´;ω;`)




こういう状態になると、毛先が軽すぎることによってまとまらない、パサついて見える、シルエットが膨らんで見える、などなど色々なデメリットが出てきます。



これを解消するのに必要なことは、

「毛量のバランスを整える」

という作業が必要になってきます。


つまり、

重すぎる根元の毛量→減らす

スカスカの毛先→厚みを作る

ことで、中間からゴッソリと不自然に毛量が減っている状態を、根元から毛先まで自然に毛量が減っていく状態に持っていく必要があるってことですね(*´ω`*)



こちらのお客様がご来店された時は、スカスカの毛先の部分を切らせてもらうことで厚みを作り、セニングではない普通の?ハサミで量感のバランスを見ながら毛量を減らすことで対応させていただきました。




この時は、

「スカスカの毛先部分を切る=長さを切る」

ことが出来たので問題なかったのですが、女性の場合、

伸ばし中だから長さは切りたくない!

という場合もありますよね。


でも、

毛先に厚みを出すには、

毛先を切る(=長さを切る)

しか方法はありません_:(´ཀ`」 ∠):

ではどうするかというと、もう一つの方法

根元の量を減らす

ことで毛量のバランスを整えればいいじゃないか٩( 'ω' )وとなるんですが、1つ問題が(´ー`)



根元の量を減らすことで

重すぎる>>>>軽すぎる

の状態を、

やや重い>>>>軽すぎる

にすることで、相対的に毛先に厚みがあるように見せようという考えなのですが、見逃してはいけないのは、

「髪の毛の根元と毛先は繋がっている」

ってことなんですね。

根元の毛量を減らそうとして根元だけにセニングを入れたとしても、髪の毛の根元と毛先は繋がっているから、毛先の量も一緒に減ってしまうんです∑(゚Д゚)

つまり、

重すぎる>>>>軽すぎる

から、

やや重い>>>>超々軽すぎる

になってしまうんですね(´;ω;`)



じゃあもうお手上げじゃないですか(´ー`)となりますが、ここでようやく

1櫛で1本しか切れない

ということがメリットになってきます!

多分美容師さんが1番使ってるセニングは削ぎ率20%位と思うのですが(20%位が一番幅広い用途に対応できる削ぎ率のため)、単純に20%切れるというのは、

髪が10本→2本切れる

髪が100本→20本切れる

髪が1000本→200本切れる

ってことです。

人の頭には約10万本の髪が生えていると言われているので、さっきの





この写真で引き出している分だけでも1000本くらいはあると推測されます。

この1000本の中には以前削がれて「中間までしか長さがない髪」と、「毛先まで長さがある髪」がある訳ですが、理想は「中間までしか長さがない髪」だけを切って、「毛先まで長さがある髪」は切らずに厚みを残すことです。ただ、1本1本を選別して切り分けるなんてことは神業的な作業で、正直時間がいくらあっても足りません(´;ω;`)ただし、神業的な緻密で繊細な作業が必要ということは、大雑把な作業では、絶対にこの状態は解消できないということは言えると思います。

上の写真の髪の毛に、

20%のセニングで切る=200本切る

場合と、

1櫛で1本しか切れないアルティメットブレイドで切る=数本切る

場合だと、どちらの方が「毛先まで長さがある髪」まで一緒に切ってしまう可能性が高いかというと、当然200本切れてしまう方が可能性は高くなります。

先に述べたように、200本切れちゃうからダメとかではなくて、アルティメットブレイドは

「緻密で繊細な作業が必要になった時に、それに応えることができるハサミ」

ってことですね٩( 'ω' )و



(アルティメットブレイドの櫛の溝はiPhoneのカメラでは捉えられず)


で、このアルティメットブレイドがずっと気になってていつか欲しいなと思ってたんですけど、プロ用のハサミってなかなかにお高いので頑張って稼いだら、、、なんて思ってたんです。

なんですけど、先日ふとはさみ工房さんのHPを覗いたら、


※はさみ工房は今後 左用の鋏を専門に作っていきます
また 左用の鋏の材料を揃えるため
今在庫のある右用の鋏はすべて半額でお作りいたします


の文字が∑(゚Д゚)


左専門になられてしまってはもう手に入らなくなってしまうじゃないか!(あと半額って書いてある)


と思って、サンプルをお願いしたんです(はさみ工房さんはサンプルを実際に使ってからじゃないと購入できないというこだわりのはさみ屋さんです)





4本w



 

いや、だって見てたらあれもこれもってなるのが人情じゃないですか( ´_ゝ`)


この中で何本が嫁入りするかは分かりませんが、とりあえずサンプル期間中使い倒してみます٩( 'ω' )و


今日はこんな感じ( ´∀`)最後まで読んでくれてありがとうございますm(_ _)m


ではでは( ´_ゝ`)


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